東大寺2015年度算数 大問3⑴

入試問題解説

「東大寺算数を解いてみた」シリーズ。
今回の問題は、円2個が大きな円の周囲を転がるという、あまり見慣れない(?)問題。

【図1】のようなA,B,Cを中心とする,小,中,大3つの円板(ア),(イ),(ウ)があります。(ア),(イ)の半径はそれぞれ2cm,3cmです。また,P,Q,Rはそれぞれの周上の点です。これらを【図2】のように,3点P,Q,Rがすべて重なるようにおき,(ア)は(ウ)の内側を,(イ)は(ウ)の外側を,離れることもすべることもなく,それぞれ【図2】の矢印の向きに回転させながら,(ウ)の周に沿ってちょうど一周だけ動かします。ただし,3つの中心C,A,Bが常に1つの直線上に並ぶように動かすものとします。

【図3】のように3点C,A,Bを通る直線と2点C,Rを通る直線とでできる角が30°になるまで(ア),(イ)を動かしたとき,APとBQが平行になりました。

① 【図3】の角aと角bの大きさの比を最も簡単な整数の比で答えなさい。
② 円板(ウ)の半径を求めなさい。

次の図を参考にして、読み進めてください。

上の図で弧DP=弧DR=弧DQになっているはずです。
①では、弧DP=弧DQを使いましょう。
弧DP=2×2×π×\(\frac{a}{360}\)=\(\frac{a}{90}\)×π
弧DQ=3×2×π×\(\frac{b}{360}\)=\(\frac{b}{60}\)×π
\(\frac{a}{90}\)×π=\(\frac{b}{60}\)×πなので、
\(\frac{a}{90}\)=\(\frac{b}{60}\)
つまり、a×\(\frac{1}{90}\)=b×\(\frac{1}{60}\)となるので、
a:b=3:2です。

② 弧DP=弧DR を使いましょう。
①からa:b=3:2ですが、APとBQが平行なので、a+b=180度です。
ですから、a=108度と分かります。
円Cの半径を□とすると、
弧DR=□×2××π×\(\frac{30}{360}\)=□×\(\frac{1}{6}\)×π
弧DP=2×2×π×\(\frac{108}{360}\)=1.2×π
よって、□×\(\frac{1}{6}\)=1.2より、□=7.2cm

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