東大寺2014年度算数 大問2

個別指導

「東大寺の算数を解いてみた」シリーズ。
2014年度大問2をやってみましょう。

水平な地面の上に地点A,Cがあり,地点Cの真上には光源があります。長さ1.5mの棒を水平な地面に対してつねに垂直に立てて,棒の影の長さを測りました。地点Aでは3.6mで地点Aから地点Cの方向へ3m離れた地点Bでは1.8mでした。
また,地点Cから地点Fまでは,傾きが一定の上り坂が続き,地点Cから地点Fの方向へ少し上った地点Dでは,影の長さは3.6mでした。さらに地点DからCD間の距離の1.5倍の距離を地点Fの方向へ上った地点Eでは,棒の上端と地点Fが同じ高さとなり,そのときの棒の影の先端は,地点Fから地点Eの方向へ0.5m離れた地点にありました。このとき,次の問いに答えなさい。

⑴ AC間の距離は何mですか。
⑵ 光源の高さは何mですか。

⑴と⑵をまとめてやってみよう。
1つ目の方法

A地点に棒を立てた図とB地点に棒を立てた図を比べます。
GA:GC=1.5:◎,HB:HC=1.5:◎でGA=3.6m,HB=1.8mなので、GA:HB=2:1より
GC:HC=2:1となり、AC:BC=2:1
(少し分かりづらいが、左の図は右の図を横に2倍引き延ばしているイメージだ。)
ACとBCの差は3mなので、AC=3m×2=6mとなります。
次に左の図で(右の図で考えてもいい)三角形LGCと三角形JGAはピラミッド相似で、相似比は3.6:(3.6+6)=3:8より、光源の高さLC(◎)=1.5×\(\frac{8}{3}\)=4m
悪いやり方じゃないけど、少し分かりにくいかも…

2つ目の方法

分かる長さを必要な部分に書き込んでいくと、左の図のようになる。
ここから三角形LGHを抜き出して考えよう。
三角形LGHと三角形LJKは相似で、相似比は4.8:3=8:5
よって、LC:LM=8:5となり、光源の高さLC=1.5×\(\frac{8}{8-5}\)=4m
また、左側の図の三角形HCLに注目すると、三角形HCLと三角形HBKはピラミッド相似。
相似比は4:1.5=8:3なので、HC=1.8×\(\frac{8}{3}\)=4.8m
AC=4.8+1.2=6m
このやり方だと、先に⑵の答えが出るが、ボクはこちらが好みだ。

⑶ 水平な地面からの地点Fの高さ(図FGの長さ)は何mですか。

今度は、CLの右側を使って、
三角形LCNと三角形SDN,三角形LCPと三角形REP(どちらもピラミッド相似),三角形FREと三角形CQE(ちょうちょ相似)を使って、順にCD,CE,PEの長さを求めていきましょう。

DN=3.6mなので、CD=3.6×\(\frac{5}{3}\)=6m
CD:DE=2:3なので、DE=9mとなり、CE=6+9=15m
PE:EC=3:5なので、PE=15×\(\frac{3}{5}\)=9m
PF=0.5mなので、EF=9+05=9.5m
さあ、最後の仕上げです。
CE:EF=15:9.5なので、QE:ER=15:9.5
ER=1.5mだから、求める高さは1.5×\(\frac{15+9.5}{9.5}\)=\(\frac{147}{38}\)m

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