東大寺2019年度算数 大問3

入試問題解説

2019年度東大寺学園算数の解説をやってみました。
いやー、それにしても難しい…
受験生がこれらの問題をわずか60分で合格点に仕上げるのって、けっこう大変なんだろうなぁと、あらためて感じているところです。満点は必要なくても、悪くても6割5分、ふつうであれば7割はとっておかないと合格ラインに食い込めないですからね。

というわけで、とりあえず解説をスタートしましょう。
2019年度の大問3⑴です。

下の図において,三角形ABCは直角二等辺三角形で,AC=BC=9cmです。BCを三等分している点をBに近い方からD,Eとし,Dを通りBCに垂直な直線をア,Eを通りBCに垂直な直線をイとします。
① 三角形ABCを直線アのまわりに1回転してできる立体の体積は,三角形ABCをACのまわりに1回転してできる立体の体積の何倍ですか。




ACを回転の軸とするときの体積は
9×9×π×9×\(\frac{1}{3}\)=9×9×3×π(cm3) …㋐
アを回転の軸とするときの体積は、半径6cmで高さが9cmの円柱から,底面の半径6cmで高さ6cmの円すいを引いて求めるので
6×6×π×9-6×6×π×6×\(\frac{1}{3}\)=6×6×7×π(cm3) …㋑

㋑は㋐の何倍かを求めるので、
㋑÷㋐=(6×6×7×π)÷(9×9×3×π)=\(\frac{6×6×7×π}{9×9×3×π}\)=\(\frac{28}{27}\)倍

② 三角形ABCを直線イのまわりに1回転してできる立体の体積は,三角形ABCをACのまわりに1回転してできる立体の体積の何倍ですか。

イを回転の軸とするときの体積は
底面の半径6cm,高さ6cmの円すいから底面の半径3cm,高さ3cmの円すいを引いた体積(円すい台㋒)+底面の半径3cm,高さ6cmの円柱の体積(㋓)-底面の半径3cm,高さ3cmの円すい(㋔)
で求める。
㋒ 6×6×π×6×\(\frac{1}{3}\)-3×3×π×3×\(\frac{1}{3}\)=63×π
㋓ 3×3×π×6=54×π
㋔ 3×3×π×3×\(\frac{1}{3}\)=9×π
㋒+㋓-㋔=108×π
①より、㋐は243×π
ですから、(108×π)÷(243×π)=\(\frac{108×π}{243×π}\)=\(\frac{4}{9}\)倍

東大寺にしては素直な問題なので、受験生は絶対にミスできません。
きちんと図を描いて、式を丁寧に作り、計算間違いなどしないようにやっていきましょう。

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