「東大寺の算数を解いてみた」シリーズ。
2022年度大問1⑶を取り上げます。
下のように,ある規則に従って整数が並んでいます。
31,63,107,163,231,[ア],[イ],[ウ],623,751,……
この[ア],[イ],[ウ]を用いて,下の式が成り立っています。ただし,[E]には整数が入り,[A],[B],[C],[D]には連続する4つの整数が入り,小さい順に[A]<[B]<[C]<[D]であるとします。
(1042÷2-[ア])+(1478÷2-[イ])+(2022÷2-[ウ])=(7×8×9×10-[A]×[B]×[C]×[D])÷[E]
※実際の試験問題は[ ]ではなく文字を□で囲んでいます。
(ⅰ) [ア],[イ],[ウ]に入る整数をそれぞれ求めなさい。
数列の規則を考えます。
並んでいる数の差は、前から順に32,44,56,68,…です。←㋐
次に㋐の列の差を変えから順に書くと、12,12,12,…
つまり、並んでいる数は「差」が12ずつ増えていると分かりますね。
[ア]=231+(68+12)=311
[イ]=311+(68+12+12)=403
[ウ]=403+(68+12+12+12)=507
(ⅱ) [A],[B],[C],[D],[E]に入る整数をそれぞれ求めなさい。
[ア],[イ],[ウ]に正しい数を入れて、式の左側を計算します。
(1042÷2-311)+(1478÷2-403)+(2022÷2-507)=210+336+504=1050
だから、(7×8×9×10-[A]×[B]×[C]×[D])÷[E]=1050
7×8×9×10=5040
[A]×[B]×[C]×[D]=☆とすると、[E]は整数なので
「5040-☆」は1050の倍数、つまり、1050,2100,3150,4200のどれかです。
☆は、3990,2940,1890,840
このなかで連続する4つの整数の積になっているものを探します。
それぞれ素因数分解するといいでしょう。
3990=2×3×5×7×19 → 不適
2940=2×2×3×5×7×7 → 不適
1890=2×3×3×3×5×7 → 不適
840=2×2×2×3×5×7 → 4×5×6×7でこのとき[E]=4
以上から、[A]=4,[B]=5,[C]=6,[D]=7,[E]=4
大問1の⑴で計算問題がない代わりに、やや面倒な問題が出題されていました。
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