「東大寺の算数を解いてみた」シリーズ。
今回は2024年度(令和6年度)の問題です。
まずは大問1からで、円周率は3.14を使え、だとか、円すいや角すいの体積の求め方が注意書きに書いてある。
1 次の各問いに答えなさい。(解答欄には答えのみを記入しなさい。)
⑴ 0.775×7.5+5.5÷\(\frac{4}{7}\)+15.75÷2.4
全部小数で求められるので、小数でやってみましょう。
・0.775×7.5=5.8125
・5.5÷\(\frac{4}{7}\)=5.5×7÷4=9.625
・15.75÷2.4=6.5625
よって、5.8125+9.625+6.5625=22でこれが答えです。
もちろん、分数でも求められますね。
・0.775×7.5=\(\frac{775}{1000}\)×\(\frac{75}{10}\)=\(\frac{31}{40}\)×\(\frac{15}{2}\)=\(\frac{93}{16}\)
・5.5÷\(\frac{4}{7}\)=\(\frac{11}{2}\)×\(\frac{7}{4}\)=\(\frac{77}{8}\)
・15.75÷2.4=\(\frac{63}{4}\)÷\(\frac{12}{5}\)=\(\frac{63}{4}\)×\(\frac{5}{12}\)=\(\frac{105}{16}\)
よって、\(\frac{93}{16}\)+\(\frac{154}{16}\)+\(\frac{105}{16}\)=\(\frac{352}{16}\)=22となります。
どちらもそれなりに面倒くさい・・・
⑵ 次の空欄に適切な数を入れて正しい式にしなさい。
105×{(2024+□)×\(\frac{1}{4}\)×\(\frac{1}{5}\)×\(\frac{1}{6}\)×\(\frac{1}{7}\)×\(\frac{1}{8}\)+\(\frac{2}{15}\)}=78
いやぁ、これもなかなか難儀そうな問題ですやん。
とりあえず、ここから。
(2024+□)×\(\frac{1}{4}\)×\(\frac{1}{5}\)×\(\frac{1}{6}\)×\(\frac{1}{7}\)×\(\frac{1}{8}\)+\(\frac{2}{15}\)=78÷105=\(\frac{26}{35}\)
\(\frac{26}{35}\)-\(\frac{2}{15}\)=\(\frac{78-14}{105}\)=\(\frac{64}{105}\)
なので、2024+□=\(\frac{64}{105}\)×8×7×6×5×4=64×8×2×4=4096
で、□=4096-2024=2072だ。
最後、約分もしっかりできたし、ボク的には⑴よりましかな?
⑶ 45との最大公約数が1となるような1以上の整数のうち,小さい方から345番目の数を求めなさい。
まずは45を素因数分解、っと…
45=3×3×5
ということは、3の倍数でも5の倍数でもない数を小さい順に考えて345番目、ということでいい気がする。
さて、3と5の最小公倍数は15なので、1~15で該当する数を書き出せば、
1,2,4,7,8,11,13,14の8個 ←これを1セット目としましょう
次の16~30にも、それぞれ15増えた数が8個 ←これは2セット目
次の31~45にも、それぞれさらに15増えた数が8個 ←これは3セット目
・・・
というわけで、計算でできそうですね。(まさか書き出しではしないでしょ?)
345÷8=43余り1なので、44セット目の最初の数っぽい。
1+15×43=646となりますね。
⑷ 下の図で,ABとPQはどちらもBDと垂直です。三角形ACDをPQのまわりに1回転させたときにできる立体の体積を求めなさい。

「㋐底面の半径が3cmで高さ2cmの円すい台+㋑底面の半径が3cmで高さ4cmの円すい台-㋒底面の半径が3cmで高さ3cmの円すい」で求めましょう。

㋐は”底面の半径が3cmで高さ3cmの円すい-底面の半径が1cmで高さ1cmの円すい”で求めてもいいし、またはこの2つの体積比が27:1であることを考えて
底面の半径が3cmで高さ3cmの円すい×\(\frac{26}{27}\)で求めてもいいな。
㋑も同様に、”底面の半径が3cmで高さ6cmの円すい-底面の半径が1cmで高さ2cmの円すい”で求めてもいいし、またはこの2つの体積比が27:1であることを考えて
底面の半径が3cmで高さ6cmの円すい×\(\frac{26}{27}\)で求めてもいい。
さて、式を作って計算しようぜ。
3×3×π×3×\(\frac{1}{3}\)×\(\frac{26}{27}\)+3×3×π×6×\(\frac{1}{3}\)×\(\frac{26}{27}\)-3×3×π×3×\(\frac{1}{3}\)=\(\frac{26}{3}\)×π+\(\frac{52}{3}\)×π-9×π=17×π=53.38cm3となる。
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